2010年12月26日日曜日

クリスマス•イブ

トウキョウソナタの鑑賞と、特別講義に向けての話し合いでした。


当日の進め方なんですが、参加者との対話方式は維持させる事になりましたが、今回はゼミ生が講義に直接関わることで、ある程度方向性を定める事にしようという事になりました。

方法としては、ある程度具体的にテーマを設定し、それにそった質問をゼミ生がまずする事で、講義を最初に加速させ、同時に舵とりをする事にしました。(ただ、その質問を講義内に行うか、事前に送るかはまだ決まってません。)


そこで、宿題といういい方は語弊があるかもしれませんが、各個人が黒沢清監督作品を鑑賞して、質問したいこと、気になった事を考える事になりました。(もともと持っている方もいるとは思いますが。)


質問としては、まあなんでもいいには決まっているんですが、「このシーンは誰々のオマージュか…。」「この映画におけるアメリカとの距離は…。」という映画史的な質問よりは、ゼミを通して考察してきた観点を絡めるほうがいいと思います。

ただ、そういった質問を脈絡なくいきなりぶつけるのは黒沢清監督も困るので、映画を見て生まれたひっかかりと、いままで議論してきた問題意識をからめて質問を練りだそうという事になっています。

たとえば、トウキョウソナタの中で交わされる、母親と長男のあまりにも率直でドキリとするくらい暖かい切り返しに対する引っかかりをきっかけに、黒沢清監督の「人間」をかく(かかない)事への姿勢を思い出したり、ペドロの作品について語った時のカメラと役者の関係を思いだしたりしながら質問をつくっていくような形が映画的だと思います。他にも、例えば黒沢作品における「家族」の扱い方が気になる等といっていたゼミ生もいました。


ちょっと外れますが、作家を目指している聴講者がいるのも、美大での講義の特徴なので、「制作と生活(とお金)」などの現実的な質問もなにか映画作品と絡めて考えられると思います。

2010年12月18日土曜日

本日のゼミ

本日のゼミは参加者少なかったので、来週24日に再度集まることにしました。クリスマス・イヴですが、黒沢清監督の特別講義の方向性を決めましょう。

2010年12月5日日曜日

中沢ゼミ参加

12月14日(火)多摩美中沢新一ゼミドキュメンタリー夜間学校に参加します。八王子キャンパス芸術学棟312教室にて、17時30分 開場18時開始です。クリス・マルケル「サンソレイユ」を上映し、中沢新一さんと五十嵐健司さんと鼎談します。是非参加してください。




2010年12月2日木曜日

ゼミ企画

前回のゼミで提案のあった監督をお招きする件、返信がありましたので今週のゼミで報告します。日程の調整が必要です。

2010年11月19日金曜日

本日のゼミ

柏屋君の書き込みの通り、本日のゼミは19時より東京都現代美術館にて行われるアピチャッポン・ウィーラセタクン アーティスト・トークに参加します。メールにて予約が必要ですhttp://www.mot-art-museum.jp/exhibition/118/3

2010年11月4日木曜日

アーティスト・トーク

ブンミおじさんの予約が取れなかった柏屋です。

代わりという訳ではないのですが東京都現代美術館でアピチャッポンのトークが行われます。日程が19日金曜日ということでゼミと重なってしまい、いっそのことゼミで行ってしまえと思って書き込みをしました。予約が必要ですが昨日申し込みをしたところまだ50番(200人定員)でした。皆さんよろしければ一緒に行って下さい(笑)ちなみに無料です。http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/118/3

19日はトロピカルマラディーと新作の木を丸ごと飲み込んだ男をやっているそうです。そっちは展示のチケットを買わないといけないかも?

2010年10月26日火曜日

きわめてよいふうけい

本日(26日)大学院プロジェクト科目「今の時代のニュードキュメンタリー」において、ホンマタカシさんの「きわめてよいふうけい」を上映(DVD)する予定です。写真家中平卓馬さんのドキュメンタリー(ポートレイト)です。都合つく人はどうぞ。7−304です。

2010年10月18日月曜日

諏訪ゼミin川口

まさかの川口でのゼミ。自分にとっては驚きでした。
参加できなかった方も多いので、簡単な当日の流れを書くと、
「エドワード・サイード OUT OF PLACE」の上映。と、それにつづく割と長めのトークショーがあり、最終的には主催者やゲスト、そして参加者の一部も交えた呑みに繋がりました。
距離的な問題もあり、ゼミの学生は五人ほどの参加でしたが、同年代の参加者もいらっしゃいましたし、また世代を超えて積極的な議論の場となっていたように思います。
自分は早めに酒に飲まれてしまいましたが…。

「割と長めのトークショー」と書きましたが、実際スムーズに進んでいたとはいい難く、しかしそれはむしろ、何かを流暢に語る事に対しての疑問のような所から出発しているこの作品(佐藤監督)への真摯な反応だったのであり、結果的にとても密度の高いトークショーだったと思います。

愛知トリエンナーレ

だいぶ遅くなってしまいましたが、なんだかほっとかれる記憶がかわいそうなので、トピックを立ててみました。出発直前のゼミに参加していなかったのでわからないんですけど、レポートを書いてみようって話もあったんでしたっけ?

2010年9月28日火曜日

田原総一朗

http://www.bs-j.co.jp/tahara/

昨日飲みながらちょっと話しましたが、BSジャパンで田原総一朗の特別番組がやるようです。
過去のドキュメンタリー作品も上映予定だそうです。
まだちょっと先の話ですが、だれか録画してください!
(うちはビデオしかないので・・・)


http://www.youtube.com/watch?v=l0Z3X3zAi2Y

また、YouTubeにちょっと映像がありました。
田原総一朗の過去の伝説を扱った番組を編集したもののようです

2010年9月25日土曜日

09/24 越境される制作と生活

9月24日  薄着では寒さに震える曇り

備忘録と紙一重の報告です。とりえず書くので、補足や感想、言葉や視点を変えてなどなど、続けて書いてください。


今日は、「キムチを売る女」を入り口として話をしました。
この映画の一つの設定である、中国の暮らしを離陸として、そこからさらに現代中国の映画の状況へと話の舵が切られてゆきました。映画の中に映し出される/映画が撮影される、中国を読み解きながらそのモードの変化について考察しその後、都市による眼差しを中心に、諏訪先生の経験を交えながらヨーロッパの映画の資本との関係性、アーティストの社会保障へと話が移行し、旅をします。最後は状況をよく見渡しながら、迂回、曇りで視界がさえぎられた寒い日本へ着陸。

ここからは映像が撮られた地域を越境し、上映されることについてです。ワークショップなどの体験談を基に、資本と映画の関係×上映と撮影のプロセスを照合。日本における作家の保障や資本の出る制度のモデルを先と比較しながら、地続きな新しい制作モデルを思考する。そののちに、制作と生活の天秤という発想から、研究と制作へ、関係性の設定を変えて想像。のち新しいイメージへ目指して。

あとはお金の話などなど。

というところで、他にも全然もっとたくさん話したのですが、あとは柏屋にまかせた。

2010年9月17日金曜日

09/17 「キムチを売る女」ゼミナール

9月17日 晴れ 

諏訪先生、名古屋お疲れ様です。
どのように報告したらよいのかわからないのですが、自分なりの感想で報告いたします。
自習の時間に、隣の子にちょっかいを出すように始まった、諏訪先生不在のゼミナールは
話が映画からそれたり散漫しながらも面白く、仲良く過ごせました。
自然発生的に、各々興味のある話題から、今もっている写真集や、テレビについての話、などなど、「後期~」のブログに書いてあったように興味のある資料や作品を持ってきて、それぞれ話しました。
正直映画について話す前提を持たなかったこともあったのか、話がとてもパーソナルな体験のことになったのは興味深かったです。


後半は柏屋が持ってきた
「キムチを売る女」監督:チャン・リュル 出演:リュ・ヨンヒ 109分
を見ました。ごめんなさい四時限後は私はいなかったので
あと上映後は柏屋お願いします。

2010年9月11日土曜日

今後の予定

今日決まった今後の予定をメモしておきます。

9月17日→ゼミ生だけ集まって後期やりたいことを一人一案、提案する予定です。諏訪さんはいません。

9月24日→未定?

10月1、2、3日→愛知トリエンナーレに行きます。行き方自由。
諏訪さんが1、2、3日に行くということなので、皆さんできるだけ合わせてほしいと思いますが、予定が詰まっている人もいるので、いつ行っていつ帰るかは自由ということです。

コメント欄に各自、何日に行って何日に帰るかと、交通手段を書いたら良いと思うんですが、どうですかね?
あと、もちろん、後期にやりたいことなどの意見も書き込んでください。


2010年9月9日木曜日

明日9月10日のゼミナール

明日のゼミナールは、後期の計画について自由に意見交換したいと思います。提案を持ち寄りましょう。

2010年8月5日木曜日

ペドロ・コスタ特別講座 その後



先日のペドロ・コスタ氏の特別講座について、各方面からいろいろ反響が寄せられています。
次のブログに当日のレポートがありましたので紹介します。
深田くん、資料としてペドロに渡した「手紙」全文をブログにアップしておいてください。
では良い夏休みを。

2010年7月29日木曜日

後期の進路

ペドロ・コスタ氏の特別講義みなさんお疲れ様でした。一人一人色々と考える切っ掛けにはなったと思います。その切っ掛けをさらに何かに繋げられればと思います。

後期からは自分達から何か授業を始められるような形にできたら良いなと思うんですけど皆はどう思いますか?それで、何かやってみたい事、興味の有る事が有れば皆書きましょう。

2010年7月16日金曜日

ブログ内会議

なかなか皆で集まる機会が少ないのでブログのコメントを使って話し合いましょう。

今後の予定

ゼミでの話し合いの結果、ペドロ氏の過去の作品を皆で観る事になりました。今日ゼミに来れなかった人は今後の予定を含め確認しておいて下さい。


今後の日程

23日 10:00〜 「骨」(ゼミ生内上映)
    13:20〜  ゼミ内で会議
    19:00〜  懇談会

26日 13:00〜 「溶岩の家」(ゼミ生内上映)
    17:00〜 「血」

27日 未定      会場の設営?(教室が空いていれば)
    17:00〜 「ヴァンダの部屋」

28日 未定(午前?) ustreamテスト?


P.S溝口、小津、成瀬、ラング、フォードの映画も観ておくと良いと思うという話にもなりました。観てない人は観て見ている人はもう一度観てみるのも良いかもしれません。来週のゼミでは長く話し合える最後の場なのでなるべく出席しましょう。

2010年7月15日木曜日

特別講義に向けて

自分が把握してる限りで、今のところ明確になっている要素を箇条書きしてみます。

■講演というよりは、対話形式で、大きなテーマは(今のところテーマというよりは言葉ですが)「生活と制作」

■上映会の実施、「血」と「ヴァンダの部屋」

で要素としては出ていて、これからブラッシュアップしていく事の箇条書きです。

■いきなりディスカッションを初めても方向が見えないので、ゼミ生のいずれかが先鞭をとる形でペドロ•コスタに質問をする。(仮案)

■その質問を、明日までに先週ゼミ後に残ってた数人が仮案として明日発表する。

■特別授業の趣旨や、作品について書いた文章を、上映会の際にくばる、または置いておく。

まだあった気がしますが、先週のゼミで決まったことはだいたいこんな感じでした。
こうしてみると、「対話形式でやる」以外あんま決まってない感じですが、だからこそ先週でれなかった人もまだ何か付け足していけると思います。
最終的には参加者とペドロがつくりあげる場になると思うので、そんなにこちらで決めることは多くないのかもしれませんが、さすがにまだ「骨」ossos、が無いきがします。

2010年7月14日水曜日

諏訪ゼミ懇談会

イベントなどまだ有りますが前期終了という事で区切りの懇談会をしたいと思います。
そこで諏訪さんと相談した結果、今月の23日(金)にする事になりました。

今週のゼミで出欠をとります。今週ゼミに来ない人は柏屋に直接連絡ください。

2010年7月4日日曜日

ペドロ・コスタ特別講義

ゼミで確認した通り、ぺドロ・コスタ氏の特別講義は7月28日(水)16:40~12号館レクチャールームに決定しました。どんな会にしたいかアイディアをコメントしてください。

2010年7月3日土曜日

ペドロ・コスタさん

そのままのタイトルで申し訳ないです。
今日話したようにペドロ・コスタさんを迎える上でのポスタータイトル、テーマや質問などをみんなで前もって考えようといったためのものです。
外部の方もぜひお願いいたします。

2010年6月24日木曜日

「祝の島」トークイベントについて訂正です

祝の島」トークイベントは24日18時の回とお知らせしましたが、30日(水)18時の回の誤りでした。なので今週中に見に行く必要はありません。来週30日ないし、それ以降に見てください。劇場はポレポレ東中野です。

2010年6月18日金曜日

扉のむこう

本日観た「扉のむこう」感想を言い合いましょう。

後、個人的な意見ですかゼミの皆と何かイベントや作品を作ってみたいです。

2010年6月15日火曜日

歌う!

みなさん広域のワークショップへ行ってたんですね。。。。うぅ、悔しいなぁ。
僕は用事で別の大学のゼミへ行ってたのですが、論文のための読み合わせ?のようなものがあって
そこの話で思ったのですが、映画(映像)に参加する人のモチベーションの違いってなんだろうと思ったりします。とくにカメラに映る人って大きく異なりますよね。僕もしばしば、かっこつけすぎたー。という後悔があったり、だらしないなーとそれはそれで思ったりとするのですが、いかがでしょうか。
個人的に「歌う」っていうのがとてもそこがわかりやすいなぁと思いますし、とても興味があります。
ためしにいくつか映像を載せますので、それと関係ありそうな、そうでなくても引っかかる映像があったらじゃんじゃん載せてください。







2010年6月12日土曜日

広域表現 Feedback Performance Show

本日のゼミは、広域表現の授業の作品「Feedback performance」(指導/河村美雪)の鑑賞という事だったのですが、時間の都合上、アフタートークはもとより、ゼミ生同士でも意見や感想を言い合うなどの機会が無かったように思われるので(友人同士などでは無論あったと思いますが)、この場で多少なりともできたらいいかなと思い、トピックを立てました。

各作品の感想(ご都合で出られなかった人は掴みにくいかもしれませんが)、全体を通して感じたことなど、
時間を置いた「フィードバック」として、面白い方向にもっていけるのではないしょうか。

2010年6月5日土曜日

アピチャッポン・ウィーラセタクン

今年のカンヌでパルムドールを受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクンですが恥ずかしながら名前は知っていたのですがまだ私は彼の作品を1本通して観た事がありません。彼もドキュメンタリーの要素を取り入れて作品を作ってようなので是非皆で観てみたいです。諏訪先生もしくはゼミ生で彼のDVDを持っている人はいませんか?一応、私も高橋先生の授業で一部観せていただいた「Blissfully Yours」をネット通販で買いましたが海外からの輸入になるのでおそらく後2週間以上は私の家に来るのにかかりそうなので。

後、たぶん彼の作品のDVDにはまだ日本語字幕が無いと思うので皆がそれでも良ければですが…。

アピチャッポン・ウィーラセタクン
http://umikarahajimaru.at.webry.info/200903/article_13.html
kick the machine(アピチャッポンが設立したプロダクション)
http://www.kickthemachine.com/home/index.html

P.S. 2007年山形ドキュメンタリー映画祭のコンペティション部門の審査員の顔ぶれが凄すぎる。山形出身にも拘らず行かなかった無知な自分を呪いたい。

2010年6月1日火曜日

ホームビデオ

実家に帰ると父が昔のホームビデオを楽しそうに見ている事があるのですが一緒に見てみると意外に面白かったりします。たぶん他人が見ても体験などを共有出来ていないのでさっぱり面白くないと思います。だけど、家族で映画を共有して楽しむという行為自体はなかなか可能性を私は感じるのですが皆さんはどう思いますか?

2010年5月31日月曜日

南イタリアの森


南イタリアのムラビサッチアで開催されるユニークなアート・フェスティバル「インテルフィレンツェ」の東京バージョンが、「Seeds(種)」として初夏の原宿に出現。

アート、テクノロジーをつなぐ創造の(森)へ 21世紀に入り、メディア・アートやサウンド・アートに代表される情報技術を活用した表現の可能性は、都市に加えて地方でも新たなかたちで探索されつつあります。中でも先見的な例として挙げられるのが、南イタリアの村ビサッチアを拠点に今年で5回目を迎える手作りの国際ニューアート・フェスティバル「インテルフェレンツェ」です。実験と伝統、アナログとデジタル、グローバルとローカルを超えた地平で、新たな文化・社会・経済的価値の創造を試みるこのフェスに共感し、東京ならではのヴァージョンを、初来日するディレクターのレアンドロ・ピサノを迎えて開催します。



僕も少しお手伝いする予定です。 主軸となっている四方さんはスターティングイベントではお世話になりました。東京造形メディア特論OpenLab.インキュベーターの二人はとても優秀な後輩なので、きっと素敵な一日になるでしょう。


ウェブサイト http://ist2010.jp/


Interferenze Seeds Tokyo 2010 (IST2010) 開催概要 日時:2010年6月26日(土)、27日(日)12:00 – 21:00 会場:VACANT 主催:Interferenze Seeds Tokyo 2010 実行委員会 後援:イタリア大使館、イタリア文化会館 協賛:THE NORTH FACE 特別協力:Interferenze、VACANT、東京藝術大学芸術情報センター 協力:株式会社バラッド、多摩美術大学 情報芸術コース、東京造形大学 メディア・デザイン特論 Open Lab. 展示 1Fのスペースでは、自然や環境、電子メディアをつなぐユニークなDIY作品やプロジェクトや、インテルフェレンツェ・フェスティバルに関する資料を展示します。 アーティスト自らによるデモも行なう予定です。



日時:2010年6月26日(土)、27日(日)12:00 – 21:00

会場:VACANT 1F

出展:BCL、ナタリヤ・リポヴィッチ+藤田央、鳴川肇、久保田晃弘、山口崇洋、城一裕+金子智太郎(順不同)

入場料:無料 イヴェント 6月26日 トーク「<(ニュー)メディア>!としての地方の探索:Interferenzeをめぐって」

日時:2010年6月26日(土) 15:00 – 16:00

会場:VACANT 2F

出演:レアンドロ・ピサノ(Interferenze フェスティバル ディレクター)

司会:四方幸子(IST2010ディレクター)

逐次通訳:帆足亜紀 アフタートーク 日時:2010年6月26日(土) 16:00 – 17:00 会場:VACANT 2F 出演:レアンドロ・ピサノ(Interferenze フェスティバル ディレクター)、城一裕、sawako

司会:四方幸子(IST2010ディレクター) 逐次通訳:帆足亜紀 ライヴ・パフォーマンス

日時:2010年6月26日(土) 18:00 – 21:00 会場:VACANT 2F 出演:和田永 featuring 吉田悠+吉田匡、voice.zero、sawako、The Breadboard Band、

渋谷慶一郎+U-zhaan(順不同) 6月27日 トーク「アート/自然/テクノロジー:新たな情報生態系へ」 日時:2010年6月27日(日) 15:00 – 17:00


会場:VACANT 2F 出演:レアンドロ・ピサノ(Interferenze フェスティバル ディレクター)× 港千尋(写真家・著述家)× 瀬藤康嗣(アーティスト/NPO法人ルートカルチャー理事長)

司会:四方幸子

逐次通訳:帆足亜紀 ライヴ・パフォーマンス 日時:2010年6月27日(日) 18:00 – 21:00 会場:VACANT 2F

出演:蓮沼執太、平本正宏、エキソニモ、evala、大友良英(順不同) 入場料(トークおよびライヴ) 両日チケット:当日 5000円/インターネット予約 4500円(いずれも2ドリンク付) 一日チケット:当日 3000円/インターネット予約 2500円(いずれも1ドリンク付) *[インターネット予約] 6月25日の 24:00までに、booking@n0idea.com へ、件名を「IST2010」とし、 本文に [お名前/お名前/電話番号/チケットの種類・枚数] を記入したメールをご送信ください。

なお定員に達した場合,予約受付を終了いたしますのでご了承ください。 *万が一予約完了のメールが届かない場合はお電話にてお問い合わせください。VACANT: 03-6459-2962 *1Fの展示は、無料でご覧になれます。

カフェ 日時: 2010年6月26日(土)、27日(日)12:00-21:00(フードは18:00まで) 会場: VACANT 1F ヴァラエティ豊かなドリンクに加えて、「IST2010スペシャル」メニューをご用意します。

2010年5月29日土曜日

31日広域表現の授業

昨日話した広域表現の授業の案内です。「共感」というキーワードは、私たちの考える「リアリティ」と何らかのつながりを持っているだろうと思います。都合つく人は参加してみてください。

miyuponta明後日31日、東京造形大学絵画科広域表現1では、複雑系科学池上高志さん@alltbl をゲスト講師にお招きして、「共感を作る」のワークショップをします。さらに特別ゲストで認知言語学の宇野良子さん@shallnotfade もご参加いただけることに。 この共感を作るワークショップは池上さんと宇野さんが、お二人のアイデアと、河村の過去作品の風景に出会い直すシリーズが結びつけてご提案くださいました。13:20-16:30 Workshop棟(8号館301)3F広域2年生の教室です。前半は学生さんが考えた「共感を作る交流」を発表、後半はデジスカッションと池上さんのレクチャーです。宇野さんの認知言語からの目からウロコトークもきっと飛び出しますよ。造形大関連のみなさん、お時間ありましたら是非遊びにきてくださいませ。

2010年5月28日金曜日

本日28日のゼミ

本日のゼミは、テレビドキュメンタリーの制作会社で番組制作に関わっている、諏訪ゼミの卒業生小田啓太さんに来ていただいて、デレビドキュメンタリーの制作システムの現状について、現場からの具体的な話しを聞きながら進めたいと思います。是非参加してください。

2010年5月25日火曜日

吉祥寺、サンロード奥

ライトな映画ファンも、映画の重さを人生をかけて引き受けた重症な人種も、みんなが一緒になって映画の振動に身をふるわす爆音映画祭が近づいてきましたが、たびたび話題にあがっていた、ストローブ=ユイレの作品、それも「ジャン・ブリカールの道程」が上映されるようです。
また、ソクーロフや、フランス人のあの人とか、このゼミと関係が深い(?)作品も上映されるようなので、無論「宇宙戦争」「ビッグフィッシュ」が外せない中、それらに打ちのめされるのも面白いかもしれません。

それと、富田克也監督「国道20号線」「Furusato2009」瀬田なつき監督「彼方からの手紙」
、4月29日のゼミで、皆さんと話した「今、映画をとる事」という曖昧かつシビアな議題への軽やかな、あるいは重い回答である可能性が高いと思います。未見なのですが…。

そして、これらの監督は未見なのにもかかわらず、「同世代」というか、何か「どこかしら似ているモノと向き合っている」作家のようが気がし、勝手な推測で失礼なのですが、例えば諏訪さん達の世代にとってのヴェンダースらにあたるのかもしれません。映画を撮る事で世界と向き合ったことがある皆さんの反応を聞いてみたいです。


と、勝手につっぱしってしまいました。
もし、機会と時間(あとお金…)があれば映画館であいましょう。

2010年5月23日日曜日

授業で話したジョナス・メカスのDiaryというサイトはこちら。 5月30日に東京国立近代美術館フィルムセンター「EUフィルムデーズ2010」にて「リトアニアへの旅の追憶」(’72)が上映されます。

2010年5月21日金曜日

「in public」について

ジャ・ジャンクー「in public」演出ノートより
DV(デジタルビデオ)カメラを携え、公共空間の中で見慣れた見知らぬ人びとと出会う。人びとから距離を置きずっと目を凝らして見つめていると、最後に私はなす術のない視線に触れる。それは、わたしの視線から具体的な人物、理由、言葉を捨て去り、ただ動作、音、塵の中に漂う苦悶と絶望だけを留める。

2010年5月20日木曜日

このブログには自由に書き込んでください。みなで見たい映画の提案等も歓迎します。
報告遅くなりましたが、5月8日に映画美学校の講座「世界のドキュメンタリー」にゼミメンバーで参加し、ペドロ・コスタの「ヴァンダの部屋」「何も変えてはならない」を見て、私とペドロとの対談を聞いてもらいました。どうでしたか?対談は何の打ち合わせもなしでしたが、ひさしぶりに彼とじっくり話しました。「あなたの微笑みはどこに隠れたの?」は、ジャン・マリーストラウヴ/ダニエル・ユイレの編集作業を捉えた貴重な作品です。図書館にDVDがありますので、見てください。今度上映の機会があればストローヴの作品もどこかで見ましょう。彼との酒席に参加した人は、彼の人柄があの映像を生むことを何となく実感できたのではないでしょうか。あの日みんなと別れてTwitterに次のとおりつぶやきました。ペドロ・コスタはキャメラポジションを探すために途方もない時間を費やすが、それは彼の映画的美意識を満足させるためでも、対象を自分のものにするためでもなく、人間の自由のために闘っているということだと思う。今日彼と話していて、改めてそう思った。「映画が大事なのではなくて人間が大事なのだ」という命題と、「実際にリスボンに住んでいるヴァンダがどうであろうと、大事なのはヴァンダが映画によって存在すること」という相反する命題をどう切り結ぶかを考えることで、映画の可能性は見えてくるはず。

2010年5月16日日曜日

4月23日のホワイトボード(グチャグチャですみません)。この日「in public」(ジャ・ジャンクー)と「につつまれて」(河瀬直美)を見て、社会的主題から現在のドキュメンタリーが持つ個人的主題、多中心的主題への変化等について概観しました。

右下のリンクにある「今の時代のニュードキュメンタリー」は、大学院のプロジェクト科目のブログです。写真家のホンマタカシさんと、今ドキュメンタリー映像はどのように可能か?について議論しています。ゼミのテーマとリンクするので、是非覗いてみてください。
ブログスタートしました。ゼミのメンバーは私宛にPCアドレスを送ってください。ブログからの招待状を送ります。